祝!オリンピック で復活 羽生結弦の拠点、在学している大学、怪我と世界の反応
羽生結弦の現在の拠点と在学している大学
ソチオリンピックの前、東北高校を卒業して、羽生結弦選手は、カナダのトロントで生活しています。
そこには、母親も一緒に移住して、健康管理などをしてもらっています。
というのも、あの演技が終わった後に、他の人とは比べられない程、息苦しそうで立ち上がれない姿をよく目にします。
いつも羽生結弦選手は、空港などで、マスクを着用していますよね?
その1つの理由は、急激に違う外国の空気に触れないよう、マスクをしながら喘息がおこらないよう徐々に馴染んでいくということがあります。
羽生結弦選手は、小さいころからの喘息持ちで、吸入器などがなければ生活している際にも発作がおこります。
そのため、喘息を管理しながらスケートを続けるために母親が一緒がサポートしています。
なので、日本の大学に進学はしていますが、実際に昼間の学生が通うような学生ではありません。
早稲田大学のeスクールという、インターネットを使った通信課程に進んでいます。
通信制の大学は、どこの地域にいても同じ教育を受けることができるという利点があります。
ですが、その反面、出席が加算される昼間の学生と違い提出するレポートの出来次第で単が取れるのかが決まってしまいます。
この早稲田大学の通信課程は、5年から6年は、かかると言われていますから、しばらくは学生と選手ということになります。
そのトロントからファンに向けて、ブログやTwitterを発信しています。
こういった部分はまだまだ本当に普通の大学生の面もあります。
羽生選手のケガと世界の反応
2017年11月に出場したNHK杯の練習の時に、ジャンプの着地に失敗し、そのまま転倒してしまいます。
その時の表情が少し、青ざめていたような感じがしたのですが、そのために以後の試合は、欠場しています。
それでもオリンピックの代表になれたのも、これまでの成績とやはり全開のソチオリンピックの金メダリストという点です。
ソチのショートプログラムでの完璧な滑りは、人々の記憶に刻まれていることでしょう。
そんな彼には、外国人のファンもかなり多く、オリンピックのチケットにまだ余裕があるとのことが報道されていますが、羽生結弦選手の出場する日のチケットは完売です。
気になるケガのことですが、ケガ自体は完治していると言われています。
ですから、問題はこれまでの「試合の勘」をいかに取り戻せるかということになります。
羽生選手ならではの演技
団体戦でも大活躍した宇野昌磨選手など、フィギアスケートの選手で、羽生結弦選手くらいの身長の選手は日本にはあまりいません。
羽生結弦選手の身長は172㎝です。
これにも母親の思いが込められています。筋肉をつけなければ飛べないフィギアスケートの演技ですが、10代の頃の羽生結弦選手は、細いです。
それは、筋肉をつけすぎてしまうと筋肉が骨の伸びに負荷をかけるので、身長が伸びないとされているからです。
羽生結弦選手の母親は「身長を伸ばしてからでも」という思いがあったようで、それまで細いままでジャンプなどをこなしています。
さらに、さらに男性では、骨格的に難しいとされる「ビールマンスピン」も羽生結弦選手の演技に入る時があります。
この技もジャンプの筋肉をつけすぎてしまうとできなくなる技で、男子でする人は、ほとんどいません。
まとめ
チャンピオンは、後から登場するのかもしれません。
羽生結弦選手もこれから調整して、本番に臨みます。
これまでの実績や、メンタルの強さからも羽生結弦選手に不安な気持ちはないでしょう。
あとは本番を迎えるだけです。
あの優しそうな普通の男の子が銀盤に上がったとたん、何かにとりつかれたように顔が変わる。
そんな羽生結弦選手の活躍に期待をこめて、声援を日本からたくさんの人が送っています。